未分類

【初心者向け】venvを使ってPythonの開発環境を管理する

背景

開発環境を構築する際によくAnacondaのインストールを推奨されますが、
condaコマンドとpipコマンドが混在してよくわからない状態に陥りやすいと思います。
私も最初Pythonを使用した時に、混乱したことをよく覚えています。

目的

今回は、標準ライブラリであるvenv を使用して、仮想環境を作成して開発環境を整えていきます。
私がvenvをおすすめする理由は下記です。

  • 標準ライブラリである
  • シンプルでわかりやすい

ある程度、理解できるようになった段階で他の方法で開発環境を構築するといいと思います。
(あくまでpython使用する事前準備なので、venvで十分だと思います。)

そもそも仮想環境をざっくり一言で言うと

pipコマンドでインストールした標準ライブラリ(pip install 〇〇)をフォルダごとに管理する

だと思っています。
(何を言っているかよく分からない方もいらっしゃると思いますが…)

仮想環境の構築方法

事前準備_pythonのインストール方法

下記の公式サイトより最新版をインストールのするのがシンプルです。

https://www.python.org/downloads/

詳しい方法は今回は割愛させていただきます。下記のサイトなどが参考になると思います。

https://techacademy.jp/magazine/15571

仮想環境構築

上記の記事に従っていれば基本的に問題ないですが、PythonのPathが通っていることが前提です。

任意の場所にフォルダを作成する

今回はお手本としてデスクトップにtestフォルダを作成してこの中に作成していきます。
まずは、作成したフォルダのパスをコピーします。

ここからはコマンドプロンプトでの操作になります。

作成したフォルダに移動する

『cd』 と入力し、先ほどコピーしたパスを貼り付けて、Enterキーを押します。
これでtestフォルダに移動できます。

macの場合

cd /Users/Username/Desktop/test

Windowsの場合

cd "C:Users¥Username¥デスクトップ¥test"

下記のコマンドを実行する

Macの場合

python3 -m venv testfolder1

python3 -m venv [任意の名前]を実施。(今回は『testfolder1』)
macでは、初期状態からpython2がインストールされているため、
『python3』としてバージョンをしてする。

Windowsの場合

python -m venv testfolder1

下記のようなフォルダが生成されます。

activateファイルを実行し、仮想環境を有効する

Macの場合

source testfolder1/bin/activate

Windowsの場合

testfolder1\Scripts\activate

下記のような表記になればOKです。
この状態でpipコマンドを実行してライブラリをインストールしていきます。

(testfolder1)

その他コマンド

pipコマンドでインスールする

pip install ライブラリ名

pipコマンドでインスールした物を確認する

pip freeze

仮想環境を終了する

deactivate

おすすめのPython学習方法

ABOUT ME
チェルシー
【プロフィール】  年齢:30代前半  性別:オス 【主な職歴】  メーカー勤務  製品設計開発_メカ設計:7年  開発業務自動化:1年半 元々、メカ設計エンジニアとして、製品設計開発に携わっていました。新しいスキルを身につけたいと独学でPythonを勉強し始め、現在、本業でソフトエンジニアとして働いています。具体的には、Pythonを使った製品評価業務の自動化を推進しています。 また、製品市場データ分析業務など可視化なども実施しています。 【2023年度目標】 1. 副業収入:月5,000円 2. 塩漬けにしていたブログをChatGPTなどを活用して執筆の効率化し、1年半前に開設した本サイトを改善する 3. 定期的に株式投資おすすめ成長株の紹介記事を投稿 4. 自作中の米国成長株の分析ツールのコーディング紹介 5. 株式投資の本で学んだ情報をアウトプットする