目的
M1チップ搭載のMacでJupyterLabをインストールする。
Jupyter Labとは
対話実行型のプログラム環境です。
入力したプログラムの実行結果が、プログラムの直後に表示されるため、とてもわかりやすいです。
特に、Pythonでグラフを作成したり、データを扱う時に大変便利です
下記のサイトで大変わかりやすくまとめられています。
前提条件
M1チップ搭載のMacには、
あらかじめPythonがインストールされていますが、Python2.x系です。
今回は、予め、Python3.x系をインストールし、それを使用していきます。
また、venvを使用し、仮想環境下での作業とします。
上記について、よくわからない方はこちらを参考にしてみて下さい。
インストール
下記のコマンドをターミナルで実行していく。
今回は、「jupyter」という仮想環境を作成し、そこにJupyterLabをインストールする。
①「jupyter」仮想環境フォルダの作成
python3 -m venv jupyter
※Python3.x系を使用するため、「python3」を使用。
また、仮想環境のフォルダ名は「jupyter」以外でも問題ない。
② 作成した「jupyter」仮想環境フォルダを有効にする
source jupyter/bin/activate
③ JupyterLabをインストールする
pip install jupyterlab
④ JupyterLabを起動する
jupyter lab
⑤ JupyterLabを終了する
File→Shut Downを選択。
ファイルの作成
① フォルダの選択
作成した「jupyter」仮想環境フォルダを選択し、
下記のフォルダ内でファイルを作成し、コードを実行していく。
② ファイルの作成
NotebookのPython3を選択する。
③ 名前を変更する
名前を変更したいファイルを右クリック → Rename
コードの実行 Hello World
① 下記を入力する
print("Hello World")
② コードの実行
Enter + Shift キーで実行
まとめ
以上、JupyterLabのインストールからコード実行までになります。
今回は、HelloWorldしか実行しませんでしたが、下記の記事でJupyterLabを使用して、
実際の株価データを取得する例を紹介していますので、是非参考にしてみて下さい。